「ひきこもり」と聞くと、過敏に反応して、

“関わりたくないテーマ

と考える人は、少なくはないでしょう。

 

なぜなら、社会的風潮として、

次のようなキーワードがあなたの脳を

浸食しているからだと思われます。

 

  • 自分とは無関係
  • 他人の事には口出しはしない
  • おせっかい
  • 何もしてあげられることは無い
  • 何をしても無駄
  • 危ない人
  • 精神異常者
  • わがまま
  • 恥ずかしい
  • 明日は我が身
  • オタク

等々...

 

このように、当たり前のように、

空気であるかのように、

意識的であれ、無意識であれ、

関わりたくないと思われている人を、

 空気人(くうきびと)

と勝手に呼ぶことにしました。

 

この言葉は、差別用語としてではなく、

現代社会における人権問題に対して、

関心が無いわけではないにしろ、

打開策がほとんど無いように見える状況を

皮肉った風評表現です。

 

実際に、学校などで特定の同級生を

空気のように無視することで、

「空気人」にしてしまうなどの

いじめがあるのも事実です。

 

正しい使い方は、

「今の生活環境が、彼を空気人にしてしまった」

「空気人をそのままにすることは無責任だ」

「空気人にも救いや支援が必要である」

といった具合でしょうか?

 

そしてこの「空気人」に含まれるのは

次のグループが該当します。

  1. ひきこもり
  2. 障碍者
  3. 外国人
  4. 性暴力の被害者
  5. 性的マイノリティ

     

    その第一弾として、

    • 「ひきこもり」

    を取り上げます。

     

    ひきこもり

     

    ひきこもりとは?

     

    引きこもりとは、仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指す

    現時点では、日本の厚生労働省はこうした状態が6か月以上続いた場合を定義としている。

    また内閣府は引きこもりの実態を把握するために、若年層(15歳~39歳)を対象にしてきた調査を長期化する人が増えていることから、2018年12月、中高年層(40歳~64歳)を対象とする初めての調査を行い、中高年層における引きこもりの人は、推計で61万3,000人に上り、若年層で推計した54万1,000人より多くなっている。

    もともと「引きこもり」という言葉は、「引きこもる」状態を指す。

    つまり同じ場所にじっといて出てこない様子のことである。

    ①6か月以上社会参加していない状態

    ②非精神病性の現象

    ③外出していても対人関係が無い状態

    厚生労働省研究班による定義

     

    国内のひきこもり人口

    2016年2019年

    内閣府で調査が行われました。

     

    調査結果から、現在日本全国で

    100万人以上の人が

    ひきこもっている現状を示唆しており、

    もはや、若者だけに見られる現象では

    なくなっていることが公になりました。

     

    日本特有の社会問題?

     

    そうではないようです。

    例えばお隣りの韓国や、

    ヨーロッパではイタリアも

    同じ問題に直面しているとの事です。

     

    これは、成人した子供が、

    親と同居する率が高い国に多い事を

    示しています。

     

    逆に親子の同居率が低い国では、

    「若年ホームレス」が多いようです。

     

    原因は?

    はっきり断定できないというのが答えです。

     

    ただし、ほとんどの場合はキッカケがあります。

     

    例えば次のようなケースです。

    • いじめ
    • ハラスメント
    • 受験の失敗
    • 退職(リストラ含む)

     

    対処方法

     

    絶対という方法は有りませんが、

    カウンセリングのような精神医療

    有効な場合があります。

     

    何らかの方法で、家族や親族、知人との

    継続的会話環境の維持ができるなら、

    それも良い方法でしょう。

     

    犯罪率について

     

    2019年5月28日

    神奈川県川崎市登戸で起きた事件があります。

    51歳の男性が20人もの人を殺傷し、

    その後自害したという衝撃的な事件でした。

    小学生の若い命も犠牲になりました。

     

    2019年6月1日

    東京都練馬区では、76歳の父親が、

    44歳の息子を視察するという事件も

    起きています。

     

    ここで一部のメディアでは、

    ひきこもり状態にあった者の犯行であると

    取り上げ、あたかも一括りにして、

    ひきこもり状態の人々が

    犯罪者予備軍のように報道していました。

     

    では、本当にそうなのでしょうか?

     

    これまでの20年間の犯罪記録の中で

    ひきこもり状態だった人が、

    実際に重大犯罪を行ったケースは

    たったの2件です。

     

    100万人いるひきこもり状態の人々は

    犯罪という反社会的な行動とは

    無縁であるといっても過言ではありません。

     

    問題点

     

    「ひきこもり」状態は長期化しやすい。

     

    高齢化が進み、親が逝去した場合、

    どうなりますか?

     

    家族からの支援が途絶え、福祉に頼るなら、

    福祉財源はすぐに枯渇してしまうでしょう。

     

    そのあとに待っているのは孤独死です。

     

    ですから、一日も早い社会復帰が求められているのです。

     

    ひきこもりを克服した状態

     

    ひきこもり状態である人々は、

    プライドが高い割には、自信が無い人が多い

    と言われています。

     

    ひきこもりを克服した人というのは、

    自信を取り戻して、就労などの

    社会参加ができるようになった人のこと

    であると言えます。

     

    最後に

    確かに「空気人」は誰かに迷惑をかけている

    というわけではないかもしれません。

     

    だからといって、そのままにしておくのが良い

    という結論にはなりません。

     

    人は社会活動のなかで、

    生の実感を得られるのではないでしょうか?

     

    では、自分に何ができますか?

     

    自ら「ひきこもり」を探し出して、

    極端な行動をすることは無いでしょう。

     

    それでも、周りに「ひきこもり」の

    知人がいたり、「ひきこもり」状態の人を

    既に知っているのであれば、

    可能であれば接触するように

    努力できるかもしれません。

     

    無駄かもしれませんが、

    やらないことには何も始まりませんよね。

     

    もしかしたら、

    メールやLINE等で接触できるかもです。

     

    お互いに機会が訪れたなら、

    一歩、手を差し伸べられるように

    して参りましょう。

     

    それでは、

    若干「空気人」寄りな、

     

    GALEでした。  (^^♪

     

     

     

     

     

     

     

     

    おすすめの記事